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愛すべきお気に入りのキャンプ道具 #4 ガス燃焼器具

キャンプ・アウトドア

キャンプや焚き火がこれ程ブームになるとは思いもしなかったが、初めてキャンプに興じた高校生の頃から既に50年が経ってしまった。
現在では、これまで購入した様々な燃焼器具が道具箱に入っている。そこで、それぞれの燃焼器具の購入経緯、用途等を紹介する。

これまで使用した燃料・バーナー

固形燃料缶


最初のキャンプでは、飯盒飯を炊くのに固形燃料の詰まった大きな缶を使用したと記憶している。この大きな缶詰の中に固形燃料が入っていて、火をつければ長時間煮炊きができるものだった。アマゾンを見るとまだ売っているのに驚いた。非常用には良いのかもしれない。

ガソリンバーナー(ホエーブス)

その後、登山に目覚めた頃はガソリンを加圧して使うホエーブスなるものを使ったこともあったが、これは携帯性に欠けるためにほとんど実用的ではなかった。

OD缶


その内に、OD缶が主流になり、これこそ十分な火力と携帯性を伴った実用的な火器だったので、登山だけでなく釣り等にも携行して重宝させてもらった。

小型OD缶

OD缶も更にコンパクトなものがある。JETBOIL専用のOD缶だ。

このOD缶はコンロとクッカーが一体型になったJETBOILというバーナー専用のOD缶。普通のOD缶に比べて一回り小さくJETBOILの中に入るので携行性が高い。後でこのJETBOILについてはご紹介する。

CB缶


現在では、登山に持ち歩くにはかさばるが、使い勝手のいいCB缶いわゆるカセットボンベで使えるコンロも登場した。

CB缶は、主に家庭用のカセットコンロに使われているものだが、安い上にスーパー等でも簡単に手に入るものなのでとても便利。
キャンプでも、オートキャンプであれば持ち運びは苦にならない携帯性のあるものが登場しているので、こちらを使われる方が多いかもしれない。

所有しているバーナー類

Iwatani(OD缶)

この製品は、約25年程前に購入したと記憶している。Iwataniの製品で五徳の部分がチタンでできている。恐らく当時としては最新式のものではなかったろうか。当時は日本アルプスにも登っていたので重宝していた。最近は出番が減ったが、強い火力でいざというときに重宝する。日本製で認定品なので安心感もある。

Jetboil(ミニOD缶)

JETBOILという商品は短時間で効率よくお湯を沸かすことに特化し、コンロとクッカーがセットになったもので、普通のOD缶より一回り小さいボンベでクッカー内に収めることができるので携帯性も優れているものだ。現在はクッカーで煮炊きできるものも発売されているようだが、私は最初に発売された頃の製品をまだ使っている。

お湯を入れるだけのカップラーメンやインスタント食品が普及した現在では、確かに外でお湯を沸かすことで食事や温かい飲み物を頂くことができる。
筆者のYouTubeの『コーヒーが飲みたい! #裏山編』の後半でJETBOILが登場するのでご覧いただければ幸いです。

重量も軽くかさばらないので短時間でお湯を沸かすにはうってつけのギアだと言える。
小さめのOD缶はまだ売られているので、後継機も含め需要はあるようだ。

SOTO ST-310(CB缶)

言わずと知れたSOTOのST-310。CB缶専用のバーナーである。キャンプブームで愛好家でしょゆされている方は多いと思う。

確かに使い勝手は良い。小さく折りたためるし火力も強い。写真の物はオプションのアシストセット(点火がしやすくなるレバーとゴトクのスベり止めとゴトクの伝道熱をカバーする)と100均の商品を利用した風防カバーを装着したもの。

屋外だけでなくカセットコンロと同じように卓上でも使えるし、何よりもカセットボンベはスーパーなどどこでも安価に購入できるのが利点。キャンプ時に短時間で強い火力が必要となった時などはこのようなバーナーを利用するには打って付けである。

番外編(中華製バーナー)

4.番外編(中華製OD缶用バーナー BRS 3000T 
OD缶用のバーナーは、最近になって中華製ではあるがチタン製の軽量のものを安価(購入時約1,300円)で購入している。

驚くほど軽量である。またチタンなので熱による変形はないようだ。日本製もかなりコンパクトな製品が増えたがそれらよりも更に小さく軽い。登山時や緊急用として忍ばせておくには最適だと思う。
ただ、日本国内での販売に必要なマークPSLPGマークがない。また着火には別に火口が必要となる。以上のことを理解したうえで購入・使用されたい。

以上、私の所有するバーナーを紹介したが、もうこれ以上のものは必要ないので更にコンロを買うことは無いだろうと思う。
焚き火をすることが多くなってきた今、ガスコンロが登場する機会はかなり減ってきているが、短時間で大きな火力を必要とする場合には頼りになるものなので、時々顔を見ることは無くならないだろう。

重量比較

それぞれの重量(ボンベを含まない)を比較してみた。

JETBOILはクッカーを含むのでその分重たくなっている。缶の重さ(満タン)は、OD缶(250T)が375g、JETBOIL用が約200g、SOTO ST-310用のCB缶が約350gなので、JETBOIL以外はクッカーの重量も加えると、中華製が最軽量で、JETBOIL、Iwatani、ST-310の順となろう。

もちろんクッカーの種類や重さ、ガスのサイズの選択で変わるの、メーカーの表示を確認してほしい。

まとめ

今日4つのコンロを紹介した。それぞれの特徴に応じて使い分けするといいだろう。いずれも良い製品なので長い間使えると思う。

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